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Zennのタイトルの付け方|技術記事の見出し

2026-06-15 ・ Zenn-AI+ の中の人

Zennのタイトルは「具体的に何が分かるか」で決まる

Zennのタイトルは、トレンド一覧や検索結果に並んだときに「この記事は自分の悩みを解決してくれそうか」を一瞬で判断させる役割を持ちます。良いタイトルは盛ったコピーではなく、読む前から記事の中身が想像できるものです。逆に「〜してみた」「〜まとめ」だけでは、何が分かるのかが伝わりません。

まずは悪い例と改善例を見比べてみます。

NG: Reactの状態管理について
OK: React 19のuseで非同期処理を書き直したら状態管理が減った話

NG: Dockerを使ってみた
OK: Docker ComposeでローカルにPostgreSQL+Redisを1コマンド起動する

違いは「対象・バージョン・得られる結果」が入っているかどうかです。読者は自分の状況と一致するキーワードを探しているので、抽象語より固有名詞が刺さります。

検索とトレンドに乗せるための4原則

1. 具体性 — 技術名・対象を明記する

「フロントエンド」より「Next.js App Router」、「DB」より「PostgreSQL」。読者が検索に打ち込む語そのものを入れます。固有名詞は検索クエリと一致しやすく、トレンド一覧でも目に留まります。

2. バージョン・年を明記する

技術は古くなります。タイトルにバージョンや年を入れると、鮮度が伝わり、後から見た人も「自分の環境に合うか」を判断できます。

3. 課題ベース — 「何を解決するか」を書く

機能名の羅列より、読者が抱える課題やビフォーアフターを示すほうがクリックされます。「エラーが消えた」「ビルドが速くなった」など、結果が見える言葉が有効です。

機能ベース: ESLintのflat config設定
課題ベース: ESLint v9移行でエラーが大量に出たので flat config で直した

4. 誇張を避ける — 正直さが信頼になる

「神」「最強」「誰でも10倍速」のような誇張は、一度は開かれても期待外れだと離脱され、評価も下がります。技術記事の読者は中身で判断します。数字を入れるなら、自分が計測した実測値だけにとどめましょう。根拠のない「3倍速くなる」は書かないのが安全です。

すぐ使えるタイトルの型

迷ったら次の型に当てはめると、具体性と課題ベースを両立できます。

長さは全角30〜40字前後が目安です。一覧で末尾が切れることがあるので、最も伝えたい語を前半に置きます。記号の多用(【】や!の連発)は避け、必要なら1つだけにとどめると落ち着いた印象になります。

公開前のセルフチェック

投稿ボタンを押す前に、次の点を声に出して確認すると質が安定します。

ちなみに私は、こうしたチェックを書きながら回せるよう、個人でZenn-AI+という非公式のChrome拡張を作って自分でも使っています。zenn.devの執筆画面にサイドバーを足し、技術タイトル候補を10案出す・冒頭文を3案出す・章立て・コードレビュー・読みやすさ評価・技術SEOチェックといった補助を無料の範囲(毎日使えますが回数上限あり)で行えるもので、AI生成を無制限にするProは月980円(決済はExtensionPay/Stripe)です。設計はBYOK(自分のClaude/OpenAIのAPIキーを使う方式)で、本文やキーは運営サーバーに送らずローカル保存し、AI利用料は自分のAPI契約に直課金されます。あくまで案出しの相棒で、最終的に良いタイトルを選ぶのは書き手自身です。

タイトルは記事の顔ですが、本文の価値を超えることはできません。中身を丁寧に書いたうえで、その価値が正しく伝わる一行を選ぶ——これがZennで読まれるタイトルの近道です。

この記事を書いた人が作ったツール:Zenn-AI+

Zennの執筆画面に、AI執筆補助のサイドバーを足すChrome拡張です(Zenn公式ではない、個人開発のサードパーティ製です)。タイトル・冒頭・構成・読みやすさなどを、編集画面のまま確認できます。

無料で毎日使えます(回数上限あり)。Proは月額¥980。自分のClaude/OpenAIのAPIキーで動くBYOK設計で、本文もAPIキーも運営サーバーには送らず、ブラウザ内だけで処理します。

Chrome に追加(無料)
※ AIの利用料はご自身のAPI契約に直接発生します(Claude Haikuなら1記事あたり数円〜数十円程度)。